手軽にアマゾンショップ2 Ver0.19

アイテム詳細

ジャン=リュック・ゴダール

東北新社

グループ:DVD

ランキング:12919

価格:¥ 2,625

発売日:2005-06-24

只今品切れ中

このページのURLは
http://yamadadennki.com/tamazon/asin//B0009J8KAY/

この商品を買った人はこんな商品も買っています。

女と男のいる舗道 [DVD]

死刑台のエレベーター [DVD]

カルメンという名の女-ヘア解禁版- [DVD]

小さな兵隊 デジタル・リマスター版 [DVD]

死神の谷/フリッツ・ラング監督作品 [DVD]

カスタマーレビュー

すべてがスキ!  (2008-04-07)
ゴダールは大好きな監督の一人です。彼の映画は何も考えたくない時によく観ます。南仏とかイタリアとか乾いたファッショナブルなトーンが好きだからです。それだけで楽しめるからです。学生の頃から観てきましたが、何も考えずにトーンが楽しめる監督で、僕にとってヴィムベンダースやデビッドリンチもそんな監督の一人なんですが、彼らはトーンの変化がありますが、ゴダールは変化がありません。腕のいいマッサージ師のようなものです。失礼。。。気狂いピエロ、勝手にしやがれ、軽蔑が特に好きで、乾いたファッショナブルなトーンで、そして、主人公が破滅に向かう危うげな感覚が好きです。この映画「軽蔑」は、永遠に埋まらない男と女のジェンダーの差をテーマにしつつ、ハリウッドとヨーロッパ映画の対立、興行成績と芸術性対立、金と愛の対立を描いています。どれもなかなか埋まらない対立ですが、本音や愛より建前と社会性を重視してしまい、自分のホントの気持ちに対しても、同時に妻に対しても、一瞬の嘘が、妻の気持ちを冷めさせ、永遠の分かれになってしまうという悲劇です。嘘なんて一瞬でもその人の性格に絡んでくるので常に積み重なっていってしまうものなのです。まあしかし、、、撮影途中にプロデューサーが主人公の妻といなくなるんですが、、そんなプロデューサーなんて最低ですよ。(笑)僕は常々思います、これは格言Myselfなのですが、、よく大統領とかファーストレディーが演説で、「妻や夫の事を誰よりも理解しています。」というようなことを言いますが、「もし、夫が妻の事を、妻が夫の事を理解できたなら、世の中から戦争などなくなるだろう。」と。。。つまり、ジェンダーの差を超えて理解できるのならば、イデオロギーの差などちょろいもんだと、一番身近で一番遠い存在が、夫と妻だと、我思うのです。それを越えるのは並大抵ではないと。。。それにしても、ゴダールは疲れた頭に気持ちよいです。何度でも、ぼーっと観れる数少ない面白い映画です。乾杯!Cheers!

総合芸術を味わえる作品  (2007-10-29)
ゴダールにとって比較的初期の作品にしては、しっとりと落ち着いたテイストである。
バルドーを迎え、即興ではなくしっかりと台本を作ったからかも知れない。そのぶん爆発的な
エネルギーは感じないが、「軽蔑」という主題がくっきりと浮き彫りにされて情味深い。

映画はフランス人の脚本家夫妻が主人公だが、ギリシャの題材をアメリカ人の製作者のもと、
撮影現場はイタリアということで、このトランスレートの際に生じる微妙なずれが、夫婦間の
小さな誤解を軽蔑まで増長させていく。ゴダール自身の実体験も想像されて興味深い。

またこの作品は、風景、建物、家具、服装、書物、自動車等々の色使いがとてもスマートだ。
ジョルジュ・ドルリューの音楽も、主人公たちの感情の起伏を表現するに十分で心に残る。
脚本・監督から小道具の隅々まで、総合芸術という名に相応しい高いレベルの作品だと思う。

商業主義への軽蔑  (2007-07-22)
ゴダール作品には珍しく大金をつぎ込んだ大作である。そのため製作者側からのかなりの横槍が入ったらしく、冒頭のカミーユ(バルドー)の全裸シーンも製作者側からの要望によって後から付け加えられたらしい。英、仏、伊の三ヶ国語が入り混じった脚本を、製作側で一ヶ国語に勝手に書き換えるという騒動もあったという。

当時ハリウッド側からプログラムピクチャーを撮らされていた名匠F・ラングを起用したところや、アメリカ人の映画プロデューサー・プロコシュ(ジャック・パランス)を俗物として描いたところにも、ゴダールが何を軽蔑していたのかが明確に伝わってくる作品だ。

「なぜ、愛する者の間にも金が入りこむのか」優柔不断の雇われ脚本家ポール(M・ピコリ)が劇中告白するように、大衆が望むものと芸術家の志向するものとの隔たりが、そのままポールとカミーユの心のすれ違いとなって描かれる。繰り返し挿入される主題曲が、ヴィスコンティのごとき演劇的空間に観客を誘い込み、普通の映画とは一味ちがうゴダールらしい演出が光っている。

劇中劇のオデュッセウスとペネロペイアになぞらえた悲劇は、ポールが隠し持っていた拳銃ではなく、カミーユの心中ともいえる事故によって幕を閉じる。「シレンシオ(静かに)」ただ静かに青く広がる地中海に放たれたこの言葉は、かまびすしく映画に横槍を入れたがる製作者たちに向けられていたのかもしれない。

よきかな  (2006-03-12)
画質チェックも兼ねて通して観終えましたが自然光をいかした無理のない
明るい画面に好感が持てました。DVD画質に関しても古い映画ということを
差し引いても特に問題のあるレベルではありません。フィルム傷や無理な
圧縮による弊害等も特に気になりませんでした。16:9ワイドテレビ対応の
スクイーズ画面になっているのでゴダール作品として稀な大作映画らしい
シネマスコープの画面が自宅で楽しめるはずです。残念なのはフランスから
取り寄せたPALマスター仕様のため本来の上映時間である105分が99分に
なってしまっている事です。

ゴダール本人制作による予告編も収録されており、ジャック・パランスに
対する悪意が見て取れるのは小さなたのしみといってよいのかも知れません。

原作読んだものの感想です  (2005-09-08)
原作は主人公の一人称形式なので主人公の心理をたどれるようになって
いる。一方、映画は、ちょっと引いたところから映し出し、それぞれ登
場人物の、とりわけ主人公と奥さんの感情に投入しにくくなっている。
言い換えれば、映画のほうは安易に共感することを排しているというこ
とだろうか。
原作と大まかにはストーリーの基本的な構造は一緒だけど、モラヴィ
ア、ゴダールのキャラクターの違いがはっきり出てると思う。
その点一番違うのはラスト。主人公が幻想を見て終わる原作のほうが私
的には好み。他方、映画のほうがより暴力的な終わり方。勝手にしやが
れのラストについてトリュフォーがゴダールのことを「不幸で孤独」と
述べていたインタビューが思い起こされる。

Special Menu

Category Menu

QRコード

QR CODE