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日経BP社
グループ:Book
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発売日:2003-12-12
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カスタマーレビュー ![]()
早速、古くなりつつある
(2004-07-22)
前半は、ソフトバンク寄りの内容で、通信業界の様々な競争が書いてあるが、後半の携帯電話分野に関しては、別段「知られざる」という内容でもなかった。そして、最終的には、NTT寄りの文章で締めくくってある。その意味では「中立的」「客観的」だと思うが、やや一貫性に欠ける印象を持った。また、出版されてから約半年で、早くも内容が「古く」なりつつある。その意味では、激動の通信業界の「スナップショット」としての意義を持った本と言えよう。
2001年からの通信業界の構造変化をコンパクトに抑えた一冊。
(2004-06-06)
ある意味、業界の世論を形成する力を持っている「日経コミュニケーション」の気鋭の記者たちが、2001年から2003年までのソフトバンクの攻勢によって新局面を迎えた業界の変動状況を、鳥瞰させてくれる。
後の産業史家にとって、貴重な史料となるであろう。また、現時点での業界人にとっては、自分の立ち位置、競合の立ち位置を客観的に確認するうえで有用であろう。
業界変化に身を委ねている私たち
(2004-03-26)
通信の分野はあまり明るくないが、仕事の関係で緊急に情報を仕入れなくてはならず手に取る事になった一冊。
専門雑誌ならではの信頼感あるレポートであり、自分が新聞や街頭で断片的ではあるが見聞きしてきたことが上手く整理され、物語としても楽しめた。業界トップの方々のインタビューも、それぞれの会社の立場を表現しているようで興味深かった。
ひとりの消費者として、携帯電話やマイライン、ADSLのサービスを迷いながら選んでいた自分を思い出した、、、なるほど通信業界はこう動いていたんだ!
この本を読めば昨今の通信業界のあらすじが分かります
(2004-03-24)
NTTがいかに今まで巨額な利益をむさぼり、必要の無い過剰社員を抱え込むことが出来たか、良くわかると思います。そしてソフトバンクの参入によってNTTが勝手に考えていたシナリオが崩れ去り、通信業界に激震が走った時代の推移が分かります。
規制緩和のもたらすものは?
(2004-02-07)
タイトルはやや煽り気味ではあるが,NTT分割からソフトバンク参入,その後の大混乱という通信業界の激動について他の類似本に比べると非常に冷静な分析がされている.全体的に用語説明が多少不親切ではあるが,一般的な用語集に載っている範囲に押さえているので業界に詳しくない人でもあまり心配はいらないだろう.
全体としては大きく5章に分けられており,Yahoo!BB 躍進の ADSL を中心とするマス向けブロードバンド市場での闘い,やはり BB ホンによって引き起こされた IP 電話への移行によって失なわれる固定電話網の行方,au 躍進により(ドコモ自爆説もあるが)崩れる一強時代,CWC 破綻に見られる法人市場での仁義無き値下合戦,そして迷走する NTT のグループ戦略という構成になっており,ここにも業界専門誌のセンスが光る.
物足りない点としては国内での闘いに重点を置くあまりに,海外動向についてほとんど触れられてない点だろうか.新興の DSL 事業者がほとんど壊滅してしまったアメリカや,コンテンツ系ビジネスが順調に(少し乱暴ではあったが)立ち上がった韓国,AT&T の分割によって何がもたらされたのか等,こちらについても興味はつきないのだが.
いずれにせよ規制緩和のパンドラの箱は開いてしまったわけで,このまま通信業界が縮退していくのか,それとも放送業界(ここへの言及がないのも不満だが)を巻き込んでさらなる規制緩和へと突き進むのか,見守っていきたいところだ.

