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日本実業出版社
グループ:Book
ランキング:5807
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発売日:2008-03-20
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当たり前のことを当たり前に
(2008-11-22)
経営ノウハウなんて、この著書からは読み取れない。
市場性と自社の強みを見極めた上で、
いい商品を安く、早くという極めてシンプルなビジネスモデルを目指し、
ただただものごとをシンプルに、そして謙虚な姿勢で望んだ結果のように感じられる。
当たり前のことを当たり前に、とは良く言ったものだが、
当たり前のことを金儲けという経済の中で決して歪めず、真に当たり前と信じ、
それを実践してきた結果がこれなのだろう。
中でも、個人的には、人を大切にするとはどういうことかを
この著書から感じ取って欲しいと思う。
口で言う経営者は数多くいれど、真に大切にしている経営者は非常に少ないのではないだろうか。
愛あるスーパー町工場
(2008-08-02)
経常利益率40%の知る人ぞ知る
エーワン精密の創業者の本です。
経営ノウハウはもちろん、
面白いものですが、
社員やものづくり、日本の製造業への
想いが伝わり、
読んでいてとても心地よかったです。
ノウハウについては、
ご本人が書かれているように
当たり前のことをコツコツ積み上げただけ、
なので、
奇をてらったものがあるわけではありません。
(それでも、他に無いユニークな仕組みも多いですが。)
中小企業や町工場の社長は、
変なマーケティング本や金儲け本を読む前に、
まず、本書を読むべきだと思いました。
「男気」溢れる経営学です
(2008-05-28)
本書を読むまで知らなかったのだが、著者は有名な企業家とのこと。
苦労人の社長の体験に基づいた経営哲学はなかなか説得力があり、なにより物語として面白い。
職人の親方を目指していたというだけあって、その経営方針も「親方気質」とでもいったものだ。
「素人の方がいい」「タイムカードなんていらない」「会議はするな」
といったものから、
「税金は気前よく払え」「子供に会社を継がせるな」
など、なかなか痛快なものが多い。
だが、これらの経営方針はまさに、今の時代の王道でもある。
そのため、読む人によっては、「当たり前のことだ」と思うかもしれない。
しかし、それを30年以上続けてきた人が語るからこそ、説得力があるのだろう。
ところで、タイトルには「町工場」とあるが、そこまで小さな会社ではない気が(笑)。
経営者、起業家は読んだ方が良いと思います。自分の頭で考え抜く経営の強さが理解できます。
(2008-05-02)
「町工場の経営事例を理解しても参考にならない」等と侮ることなかれ。本書は、経営者、起業家にとって、自分の会社の経営を考えるヒントがたくさん詰まっている。著者の梅原氏の「仕組み作り」は、実に素晴らしい。同業他社と比べて圧倒的な短納期の実現、年間僅か約30分の会議時間、工場にありがちな勤怠管理のためのタイムカードすらないという。それでいて、経常利益率35%以上を37年も継続しているのだから恐れ入る。しかも5年前には、JASDAQへの上場を現実のものとしている。モノ作りを中心とした製造業の同業他社は大いに参考になるだろう。また、製造業でなくても自社の経営にとって本質的に何が重要なのかを見極め、最高の業績を達成する為にはどうしたらよいか、を考えるきっかけを本書は提供してくれる。端的に言えば、経営について、自分の頭で考えることの大切さと面白さがありありと描かれているのだ。

